資本金が少ない場合の注意点
資本金を少なく設定すると、実際の商売では資本金では資金が廻らなくなることも考えられます。
たとえば資本金を1円で設定してしまうと、すぐに資金はショートすることもあります。
こんな場合はどうすれば良いのでしょうか?
答えは「役員からの借入金で廻す」ということになります。
そもそも資本金も役員借入金も社長から会社へお金を入れるという点では同じですが、その性質は異なります。
「資本金」として出すと、出資した金額は会社から返してもらうことはできません。
「役員借入金」として出すと、いつでもお金を社長に返すことができます。
このように書きますと「役員借入金」の方が有利に思えますが、デメリットもあります。
それは、資本金は大きければ大きいほど会社の規模が大きいと認められますが、役員借入金が多くても規模が大きいとは認められないということです。
これが「資本金」と「役員借入金」との違いです。
資本金が少ないからといってすぐに資金がショートして会社が経営できなくなるわけではありません。
会社のお金が無くなれば役員借入金として会社にお金を貸すことで資金繰りは廻せるのです。
資本金を少なく設定して事業を行う場合は、結果的には役員借入金で資金繰りを廻すことが可能とお考えください。


